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【2024年制度改正に向けて】介護の利用者負担、原則2割に!?

元山 ゆず香

監修者

介護福祉士

元山 ゆず香

大学を卒業後、特別養護老人ホームにて現場業務に従事。その後、福祉系大手企業に入社し、エリアマネージャーとして、施設介護事業・居宅介護事業・障害福祉サービス事業でのエリアマネジメント・行政対応を経験。また、法人本部に異動し教育部門・監査担当部門の部長を歴任。現在は全国の介護・障害福祉事業所の支援やセミナーの開催、DXO株式会社での介護関連事業の支援などを実施。

詳細プロフィール

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こんにちは!プロサポニュース部です!

21日に財政制度等審議会の中で話し合われた『利用者の自己負担』についてご紹介していきます。

財務省の「財政制度等審議会」

財務省の「財政制度等審議会」は21日、財政健全化に向けた施策を提言する報告書(建議)を麻生太郎大臣に提出しました。政府は来月にも閣議決定する今年度の「骨太方針」に反映するよう求めています。

介護分野では利用者の自己負担が話し合われ、現行では全体のおよそ90%の利用者が1割負担となっているところ、“原則2割負担”へ改めていくようにと話がありました。

また、居宅介護支援のケアマネジメントでも自己負担を徴収すべき(現行は10割給付)と話し合われ、次の2024年度の制度改正をめぐる大きな焦点となる見通しで、「制度の持続可能性を確保するためには、給付範囲の見直しに取り組む必要がある」と明記されました。

居宅のケアマネジメントについては、「制度創設から約20年が経ちサービスが定着し、他のサービスに自己負担があることも踏まえれば自己負担の導入は当然だ」との意見から、「利用者は自己負担を通じてケアプランに関心を持つ。ケアマネジャーのサービスのチェックと質の向上にも資する」とも話しあわれています。

 
 

特定事業所加算への影響

ご利用者様の自己負担が増えるとなれば、特定事業所加算にも影響します。

現在は、自己負担が1割の方で1,000円の支払いをしている場合は10%の100円程度プラスですが、2割負担になった場合、自己負担は増える事になるため、連動して加算分の支払いも増える事になります。

現在、大手を中心に特定事業所加算の取得が進んでおり、多くの事業所は2割負担の実施前に取得を完了させる予定の様です。

2024年の制度改正前に、特定事業所加算の取得を終えることが必須です。

まとめ

本日は2024年に向けた制度改正に向けてのお話をご紹介させて頂きました。

今年度4月には報酬改定が有りましたが、次の制度改正に向けて方向性が出てきています。

今後も方向性についてご紹介して参ります!

 

【加算の取得を検討したい方はこちらから】

 

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私たちプロサポ!は、介護の専門職の皆様が現場に集中できる環境を作るため、省令で定められた専門職の書類作成を除いた、事務作業のアウトソーシングを行っています。

 

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新型コロナウイルスの終息が見えない中、報酬改定はすぐそこに迫っています。

売上収益と人材確保に取り組む皆様を、最大限応援します!

 

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お役立ち資料:介護報酬改定に備えたい方に

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2024年の介護報酬改定に向けて、事前に準備をしておきたいという方は、ぜひご一読ください。
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